装丁:永井亜矢子 装画:奥原しんこ
柚木麻子さんの最新作『早稲女、女、男』(祥伝社)が7月24日に発売になります!
面倒臭くて痛々しいけど、憎めない
ワセジョと5人の女子の等身大の物語
真面目で、一本気で、不器用な女子たちは、
早稲田大学という特殊な環境で
社会の不条理と向きあい、その魂は高潔になっていく。
――人はワセジョに生まれるのではない、ワセジョになるのだ――津田大介(ジャーナリスト)
※早稲女(ワセジョ)について以前書かせていただいた記事はこちらです。
『FeelLove』に掲載されていた2011年冬から2012年春までの連載に、
書下ろしを加えていよいよ一冊にまとまりました。
ワセ女についての連載も持っていらっしゃるワセ女といえば、の
津田大介さんに推薦コメントをいただいております!!
早稲田大学のほかにも、立教、学習院、日本女子、慶應義塾、青山学院の
5つの大学の女の子が登場します。
それぞれのキャラクター、抱える葛藤や不安、恋の悩みはばらばら。
きっと誰かのどこかに共感していただける瞬間があると思います。
そして、不器用でがむしゃらな早稲女・香夏子のことを好きになって
いただけたら嬉しいです。
自意識過剰で面倒くさい。
プライドが高くて負けず嫌い。
自虐ネタに走って、素直になれない。
必死さが痛々しい…。
だけど誰よりもピュアな早稲女のなかの早稲女、香夏子。
初めてぶち当たった恋の壁を乗り越えられる?!
(文責N)