ラベル 単行本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 単行本 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年3月11日日曜日

青春アンソロジー『あのころの、』4月5日発売

 

4月5日、実業之日本社より
窪 美澄、瀧羽麻子、吉野万理子、加藤千恵、彩瀬まる、柚木麻子、6人の女性作家が
競演する  青春アンソロジー『あのころの、』が文庫で登場。  


旬の女性作家6人が競演 女子高生をめぐる6つの情景
夢、あこがれ、自信。悲しみ、怒り,とまどい。不安、嫉妬、そして別れ。
熱い注目を集める気鋭女性作家6人が、あ のころ――女子高生時代――ならでは
のセンシティブな心模様、取り巻く情景を鮮烈に紡ぎ出す。
いまを全力で駆け抜ける現役女子高校生と、かつて女子高生 だった
すべての大人の女性たちに贈る、珠玉の青春アンソロジー。いきなり文庫で登場! 

【収録作品(掲載順)】
窪 美澄「リーメンビューゲル」
瀧羽麻子「ぱりぱり」
吉野万理子「約束は今も届かなくて」
加藤千恵「耳の中の水」
彩瀬まる「傘下の花」
柚木麻子「終わりを待つ季節」
実業之日本社作品紹介ページより) 

■書店員さんが語る『あのころの、』魅力 
書店員さんたちのメッセージや各著者さんの直筆コメントも!→こちら!



雑誌掲載・発売予定など*(3/22)

近日の掲載、発売情報です。
・発売中  『文藝春秋2012年3月臨時増刊号』「文芸あねもねとの出会い」掲載
・3月10日 幻冬舎『GINGER L。』「伊藤くんB」連載第2回掲載 →試し読み
・3月10日 PHPスペシャル4月号「ヒロインで読むフランス文学」
第4回モリエール「女房学校」
・3月12日 祥伝社 『Feel Love Vol.15』「早稲女、女、男」最終回
朝井リョウ×柚木麻子対談掲載
・3月22日  文藝春秋『オール讀物』4月号 「苺につめあと」掲載
・4月4日 実業之日本社 『紡5』連載「王妃の帰還」掲載
・4月5日  実業之日本社文庫 青春アンソロジー『あのころの、』発売

2012年3月1日木曜日

作品紹介:『終点のあの子』


『終点のあの子』
柚木麻子著
発売:文藝春秋
定価:1400円

揺れ動く思春期を描く、最強の「ガールズ系小説」
女子校の甘くて苦い出来事を、やわらかく繊細な文章で描く受賞作ほか
全4篇を収録
(文藝春秋オフィシャルサイトより)


記念すべき柚木先生のデビュー作です。
第88回オール讀物新人賞を受賞した「フォーゲットミー、ノットブルー」と、「甘夏」「ふたりでいるのに無言で読書」「オイスターベイビー」の合計4篇を収録しています。
主な舞台は都内にあるお嬢様女子校。
変わり映えのしない学校生活に、有名カメラマンを父に持ち、芸術家気質で奔放な転校生・朱里がやって来たことから、クラスの力関係やグループのバランスが崩れ始めます。
憧れたり、共感したり、嫉妬したり、見下したり・・・
万華鏡のように目まぐるしく変化する女の子たちの気持ちを、丁寧に、かつ寄り添いすぎずに書きあげる柚木さんの筆が光ります。
大人になれば平気でやり過ごせるような出来事も、彼女たちにとっては一大事。
あの頃の私も、誰かを嫌うふりして、本当はうまくやれない自分をいちばん嫌っていたのかな・・・なんて思い返して、胸がチクチクしました。
どの話も「わかるわかる」と頷かずにはいられませんが、特に読書好きには、「ふたりでいるのに無言で読書」はたまらないはず!
また最後まで読み終えると、個々の話では見えなかったものが見えてきます。
カバーに塗られた印象的なブルーのように、せつなくも清々しい気持ちになれる本です。
(文責・G)